1965年 福岡県生まれ。
1988年より 民間企業で勤務。
2003年より 民間団体における「男性のための電話悩み相談」に参加し、相談員を開始。
2004年より 関西の地方自治体における「男性のための悩み相談」の相談員も開始。現在に至る。
シニア産業カウンセラー、精神保健福祉士
平成10年に国内の自殺者は年間3万人を超えて以降、現在に至るまでその数を下回っていない。
またその7割以上を男性が占めており、この傾向にも大きな変動はない。
こうした状況から、地方公共団体の男女共同参画センターでは、従来の女性のための相談窓口に加え、男性専用の相談窓口を設けるところが増えて来ている。
私は現在、民間企業に勤務する一方、いち早く「男性のための悩み相談」を開始した関西の地方公共団体において、相談活動に携わっている。
競争社会の中で常に人と競い合ってきた男性にとって、自分の悩みを語ることは、それ自体大変な勇気であると同時に、また恥に感じている場合が大変多い。だからこそ、何も語らずに死を選んでいくのである。しかし悩むことは恥でもなんでもない。
私は、男性相談の扉を叩かれた方々の勇気を称える一方、その人が本当に「悩む力」を取り戻し、自分の力で悩むことができるように寄り添っていきたいと思っている。そしてロゴセラピーには、この「悩む力」を取り戻させることが出来ると信じている。
私はロゴセラピストとして、ロゴセラピーを通じて一人でも多くの方が自分らしく悩み、自分らしく生き生きと過ごしていくことができるように、そして何よりも自分自身がそのような態度で過ごせるように、日々研鑽していきたい。