本会は「日本ロゴセラピスト協会」と称する。
本会は日本におけるロゴセラピストの研鑽とロゴセラピーの普及を目的に、以下の事業を行う。
1)ロゴセラピスト講演会(公開)を年1回主催し、ロゴセラピーと共通する理念で活動する外部講師の講演、ロゴセラピストの研究発表を行い、相互の意見交換の場を提供する。
2)日本ロゴセラピスト協会論集を年1回刊行する。その主な内容は、その年に行われた講演会のゲスト講演と正会員の研究発表、特別レポートなどとする。その他にも、ロゴセラピー研鑽に有意義であると考えられる論文や発表については、役職者が寄稿を依頼する。
3)1年に4回の特別レポートをオンラインで開催する。協会の中で特にロゴセラピーの実践に尽力していると思われる会員に講演を依頼する。
4)そのほか協会員に有益であると考えられる外部の活動があれば、適宜、関係者に依頼して臨時のオンライン講演会を企画する。
5)年1回、講演会同日に協会総会を開き、前年度の事業と会計の報告、および今後の予定を会員に伝える。
6)ロゴセラピー・ゼミナール(通称ロゴゼミ)はロゴセラピストを養成するための機関で、協会からは独立した組織である。ここでは、ロゴセラピー入門ゼミナール、スーパービジョン、また自己認識講座の3つの研修・教育事業を行う。ロゴセラピー・ゼミナールには事務局長を置き、当協会と連携しながら運営にあたるものとする。
本会には会長、副会長、事務局長、会計を置く。
ロゴセラピー・ゼミナール事務局長も連携して協会の運営に携わるものとする。
1)正会員とは、A級ロゴセラピストおよびB級ロゴセラピストの総称とする。
①A級ロゴセラピストの資格は、B級ロゴセラピストの資格を持つ者が自己認識講座に参加し、これを終了した場合に取得できる。
②B級ロゴセラピストの資格は、C級ロゴセラピストで、スーパービジョン(SV)において最低6回の発表を行い、さらにロゴセラピスト講演会で事例発表をした上で適格と認められた者が取得できる。
正会員は協会の様々な企画に積極的に参加し、後輩の指導ならびに支援をする責任を担うことが期待される。
2)準会員とは、会長が日本で開催するロゴゼミシリーズの全回を受講したのち、筆記と口述によるロゴセラピスト資格試験に合格したC級ロゴセラピストを示す。
3)賛助会員とは、会長が日本で開催するロゴセラピー入門ゼミナールに1回以上参加した者で、本会に入会した者を示す。
4)名誉会員とは、過去に日本におけるロゴセラピーの普及に貢献し、正会員の推薦を受け、会長・副会長・事務局長の承諾を得た者を示す。
1)会員はすべて、協会関連の情報確認、会員間の意見交換などを目的とした協会のメーリングリストに登録できる。
2)協会が主催する講演会等の公開催物の参加費は、原則として協会員は割引料金となる。
1)本会の事業(講演会・論集発行・特別レポート)や事務作業のための経費、外部講演者への寄付のために会費を徴収する。
2)会費は正会員3,000円、準会員2,000円、賛助会員1,000円を各年度の4~6月に収める。規定以上の金額が支払われた場合には寄付として扱う。
3)年会費、ロゴセラピスト講演会参加費、論集売り上げ代金などによる収益は、協会の目的にのみ使用する。
4)会計担当者は、年1回会計報告を作成し、2名の正会員の監査を経て、役職者の承認を得て、総会で会員に報告する。
1)本会の事業運営を円滑に行うために事務局を設置する。
2)事務局長の役割は、協会員相互の交流と理解を図り、すべての会員が多くの企画を通して積極的にロゴセラピーを学べるよう、本会が主催するすべての企画を準備し遂行することとする。
3)また協会事業を円滑に運営するために、正会員あるいは準会員で事業目的を理解し、会長の推薦を得た者が各業務を担当する。具体的には、ホームページ担当、ロゴゼミ録画録音・オンライン技術担当、ロゴゼミ資料の準備と配布担当、協会論集の編集担当、オンライン読書会ホスト担当などがある。
1)本会事務局が管理する協会員の個人情報は、本会の活動のためにのみ利用するものとする。本会業務の範囲を超えて利用する場合には、本人の承諾を必要とする。
2)ヴィクトール・フランクルの創設したロゴセラピーの価値観に反する行動をとる者、もしくは協会員を意図的に傷つけるような発言や行動をする者に対しては、退会を勧告することがある。
本会は2008年8月24日より発足する。
本規約は、2025年9月1日より施行され、原則として3年ごとに役職者が改訂の必要性を検討する。改訂する場合には、総会での会員の承諾を必要とする。