1946年 神奈川県生まれ。
1971年 東北大学医学部卒業後、聖路加国際病院研修医。
1973年 同病院内科勤務。
以降 内科部長、ハートセンター長、副院長を歴任。
2010年 会員制健康クラブ「聖路加フレンズ」の電話相談・面談・外来診療を担当
2010年、循環器医として40年務めた病院を定年退職しました。
その2年後、縁あってロゴセラピスト講演会を聴き、今まで聞いたことのない内容に衝撃を受けました。相手と互いに人間として出会い、どんな境遇においても生きる意味を見出そうとするロゴセラピーの考え方は、私の実践する医療においては、患者さんの声に以前より耳を傾け、寄り添う態度を取りながら、病気の癒しにつなげていくプロセスを支えてくれるものとなっています。
さらに今では、ロゴセラピーは私自身に対しても「この状況で今、私はどのように行動することが要求されているのか?」と絶えず問いかけてくる“意味の羅針盤“のような存在だと思うようになりました。
これから残された時間をどのように生きるか、フランクルが静かに見守っていてくれるような気がしています。