岩手県盛岡市出身。
岩手県立中央病院の看護師として約14年間、主に手術を受ける患者さんや放射線療法を受ける患者さん、がんターミナル期の患者さんの看護に携わる。
その後、岩手県立衛生学院の看護教員として11年間勤務。
岩手大学大学院人文社会科学研究科修了。
現在、岩手県立大学看護学教授。
学部では、基礎看護学、エンドオブライフケア論を担当 。
大学院では、看護援助学、がん看護学を担当。
大学院で行った研究からロゴセラピーを学ぶ機会が得られ、今回、A級ロゴセラピストとなることができました。
現在、大学の教員として看護学を教えています。
看護理論家のトラベルビーは、ロゴセラピーの影響を強く受け、病気の方への看護師の役割は、病気や苦難のなかに意味を見出すように患者を援助することである、と述べています。
トラベルビーの看護についての授業では、その背景となるロゴセラピーについて講義していますし、看護相談技術の授業やがん患者さんのスピリチュアルケアの授業でもロゴセラピーを紹介しています。また、日常の学生の相談場面や、看護職の方々への支援の際にもロゴセラピーの考えに基づいて支援を行っています。
今後、ロゴセラピーについて継続して研究し、慢性の病気をもちながら生活する方々へ、ロゴセラピーを活用した生活習慣改善への支援をしていきたいと考えています。